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ニュースリリース2003

2003年6月26日

広域イーサネット回線を用いた「直収IP固定電話サービス」の開始について

フュージョン・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:角田忠久、以下「フュージョン」)は、この度、アクセス回線に広域イーサネット(広域LAN)回線を用いる「直収IP固定電話サービス」の提供を7月2日より開始することといたしました。

本サービスは、これまでフュージョンが提供してきた、デジタル専用線でのISDN回線をアクセス回線として利用する「直収ISDN固定電話サービス」に、広域LANでのIP回線によるアクセス回線を加えることで、より安価な直収固定電話サービスを、お客様の用途に応じてご利用いただけるようになります。

【サービス内容】
1. 概要
本サービスは、アクセス回線として広域イーサネット(広域LAN)回線を用いた直収IP固定電話サービスです。

アクセス回線にIP回線を利用しますが、IP電話番号(050番号)によるIP電話サービスとは異なり、利用場所(地理的条件)の特定および通話毎に接続品質や通信品質の管理を行なう、固定電話番号(0AB〜J番号:東京03〜など)による固定電話サービスです。

本サービスは、番号ポータビリティに対応しており、現在利用しているNTT固定電話番号をそのまま移行し、ご利用いただくことも可能です。今後さらに0120や0800番号を用いた着信課金サービスへの対応も予定しております。

本サービスの導入により、従来の固定電話サービスを低料金でご利用いただけるだけでなく、現在の固定電話番号を利用しながら、「FUSION IP-Phone」を導入することも可能となります。

また、今後は、IP通信環境における、高度な音声アプリケーションとの連動など、より付加価値の高い固定電話サービスをご提供していく予定です。

2. 提供プラン

A. 基本プラン(発着信共用)

発信・着信共に利用できる直収IP固定電話サービスで、固定電話番号(0AB〜J番号:東京03〜など)のみ使用することができます。

同時通話可能なセッション(通話チャネル)数に応じた料金体系となっており、コールセンターや大規模オフィスの外線通話利用に最適なプランです。

B. 着信専用プラン

IP電話番号(050番号)による「FUSION IP-Phone」との共用を前提とした着信専用型の固定電話サービスです。

着信専用型の直収IP固定電話サービスと「FUSON IP-Phone」サービスを組み合わせることにより、例えばIP-Centrexサービスの代表電話番号として、現在利用している固定電話番号(0AB〜J番号)を利用し、内線電話へのダイヤルインには「FUSION IP-Phone」(050番号)を利用することも可能となります。

3. 提供料金

こちらをご参照ください。

4. 提供条件
アクセス回線として、一定の品質、帯域を満たす、フュージョンが提供するデータセンタ構内のイーサネット回線、またはフュージョン・サービスパートナー・アライアンスにおけるネットワークパートナー(提携通信事業者)が提供する広域イーサネット回線が必要です。サービス開始時にご利用いただける提携通信事業者アクセス回線は、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社のCAN高速イーサネットサービスとなりますが、今後より多彩なアクセス回線がご利用いただけるよう提携通信事業者および回線種別を拡大していく予定です。

フュージョン・サービスパートナー・アライアンスにおけるデバイスパートナー各社のSIP(※1)対応IP電話端末装置(IP電話機またはTA)をお客様にご用意いただくことが必要です。

着信専用プランをご利用いただくには、IP電話番号(050番号)による「FUSION IP-Phone」サービスに別途ご契約いただくことが必要です。

ご契約住所外へIP電話端末装置を移設する場合は、事前に当社へ届出が必要です。

5. 特長
アクセス回線として広域イーサネット回線を使用し、フュージョンのVoIPゲートウェイへ直接収容します。このため、各企業のプライベートIPアドレスのままで、本サービスを導入することができます。

接続品質および通話品質を通話毎に管理することで、固定電話番号による高い品質のサービス提供が可能となりました。

アクセス回線は、提携通信事業者が提供する一定の品質、帯域を満たした広域イーサネット回線であれば、フュージョンが提供するサービスに限定いたしません。このため、各企業は、自社に最適な合理的、経済的な通信ネットワークを選択することが可能です。

PBXやボタン電話装置に装着するモージュールタイプやIP電話機タイプなどデバイスパートナー各社のIP電話端末装置をご利用いただけます。このため、各企業は、自社に最適なソリューションを選択することが可能です。

固定電話番号(0AB〜J番号)でのサービス提供となります。番号ポータビリティに対応しており、現在利用しているNTT固定電話番号をそのまま移行し、ご利用いただくことも可能です。今後さらに0120や0800番号を用いた着信課金サービスにも対応を予定しています。

基本プランは、同時通話可能なセッション(通話チャネル)数に応じた基本料金体系となっています。最低50セッション(通話チャネル)からのご提供になりますが、通話チャネルあたり月額100円という低料金であり、コールセンターや大規模オフィスにおいてはNTTの月額基本料金の削減が可能となります。また固定電話宛の通話料が全国一律3分8円、携帯電話宛の通話も低料金でご利用いただけるため、通話コストの大幅な削減が可能です。もちろん国際電話も低料金でご利用いただけます。

さらにダイヤルインサービスについても、ご利用になる固定電話番号(0AB〜J番号)あたり100円の低料金でご利用いただけます。

着信専用プランは、IP電話番号(050番号)による「FUSION IP-Phone」との共用を前提としたサービスであり、希望するIP電話端末装置(電話機)のIDに着信専用の固定電話番号(0AB〜J番号)が割当てられます。これにより、IP電話端末装置は、固定電話番号(0AB〜J番号)とIP電話番号(050番号)の双方で着信が可能となります。本サービスをご利用いただくことで、例えば「FUSION IP-Phone」導入の際にも、「FUSION IP-Centrex」サービスの代表電話番号として、現在利用している固定電話番号を引き続き利用することが可能です。

6. 提供開始日
2003年7月2日

  (※1)SIP=Session Initiation Protocol
インターネット技術の標準化団体であるIETFで規定されているIP通信を制御するプロトコル。インターネットの様々なアプリケーションとの親和性が高く、音声とデータの融合サービスの提供に適している。



■ 直収IP固定電話サービス料金表
■ 直収IP固定電話サービス概念図


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