NECとフュージョンが法人向けIP電話ソリューション分野で提携
〜NECの「UNIVERGE SV7000」とフュージョンの「FUSION IP-Phone」の連携を実現〜

　日本電気株式会社(本社:東京都港区、社長:金杉 明信、以下 NEC)およびフュージョン・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:角田 忠久、以下 フュージョン)はこのたび、法人向けIP電話ソリューション分野で提携し、NECのSIP(注1)対応IPテレフォニーサーバ「UNIVERGE(ユニバージュ) SV7000」と、フュージョンのIP加入電話サービス「FUSION IP-Phone」の連携を実現いたしました。
両社では、「UNIVERGE SV7000」と「FUSION IP-Phone」を組み合わせたIP電話ソリューションの販売を本日から開始いたします。


　NECでは、IT・ネットワーク統合ソリューション「UNIVERGEソリューション」の強化や販売拡大などを、パートナー企業との協力に基づいて推進する「UNIVERGEパートナープログラム」を展開しております。また、フュージョンでは、IP電話市場の拡大を目的に、「Network(ISP)オープン」・「Venderオープン」を基本コンセプトとした「フュージョン サービスパートナー・アライアンス」を展開しております。このたびの提携は、両施策の成果であります。

　NECおよびフュージョンが提供するIP電話ソリューションの主な特長は以下のとおりであります。

1. 通信関連のTCO削減を実現可能
   「FUSION IP-Phone」を利用することで、通話料が全国一律3分8.4円、加入者同士は無料となるなど、通信コストを低減することができる。
   社内のIP電話機は、LANコネクタに接続するだけで利用でき、電話の移設・増設工数を削減することができる。さらに、人事異動や組織変更などにともなう「UNIVERGE SV7000」の設定変更を一元的に実施できるなど、システム運用管理の効率化を可能としており、通信関連のTCO削減を実現することができる。



2. 業務の効率化や知的生産性の向上などを実現可能 ITとネットワークを統合することで、以下のようなIP電話システムの強化が可能であり、より確実かつ効率的なコミュニケーションや情報共有などを実現することができる。これにより、お客様企業における迅速な経営判断の推進、知的生産性の向上、お客様対応品質の向上などを実現する。
   
   
   1. 携帯電話・携帯情報端末(PDA)・無線IP電話などを活用して、社内外を問わず、かかってきた電話の対応をはじめ、「いつでもどこでも働ける環境」を実現する「UNIVERGEモバイルソリューション」の導入。
   
   
   
   2. 電話・電子メール・音声メールなどの統合利用を可能とし、出張先や外出先にいても、自席に電話がかかってきたことを電子メールで確認可能とする「ユニファイドコミュニケーション」(注2)の導入。
   
   
   
   3. 在席・通話中・外出中・会議中など、相手の現在の状況(プレゼンス情報)や用件の緊急度などに応じて、電話・音声メッセージ・電子メールなど、最適な手段による確実なコミュニケーションを実現する「プレゼンスサーバ」(注3)の導入。